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中学生時代に一年間体を洗わなかったときに起こったこと

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どうもふしめろです。

www.ikedahayato.com

 

この記事を読んでふむ、恥ずかしいことってなんかあったかな?と思ってたら出るわ出るわ恥ずかしい話の山。

高校生時代に「お前は存在自体がネタ」と言われるほど頭のおかしい行動はよくしていました。パソコン部の活動中にスキャンした同人誌見てたら顧問に見つかってぶちぎれられた話とか・・・ん?この話が聞きたい?まあ後日お話ししましょう。

 

今日のお話はこちら。

中学生時代に一年間体を洗わなかった

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この時点でかなり驚愕されるかも知れません。と言うかドン引きじゃないでしょうか?
言ってて恥ずかしいですが、誰も気にしてないはずです。せいぜいはてなスターがたくさん来るくらいでしょう。

と言うかこんな経験世界横断する人くらいしか書けないのでは?でも僕は世界横断しなくても書けます。最高じゃないか昔の俺!

 

さて、僕は中学生時代一番無駄に思ってたことがあります。

 

それは食事の時間と、お風呂の時間。

 

家族のコミュニケーションとか全否定な考え方ですが、当時の僕は本気でそう思ってました。この時の僕は読書+ゲーム少年だったので、食事して本が汚れるのが嫌だったしお風呂に入って時間が無くなるのが最高に嫌でした。一瞬でも読書の世界やゲームの世界に長くいたい!

なので、食事の時間とか無くなればいいのに!一瞬で食事を終わらせる方法はないものか?と常に考えていたので、自然と早食いになりました。ソイレントが出現したときは福音かと思いましたね。結局買ってないですけど。

またお風呂の時間も同様の理由で毛嫌いしていました。お風呂も試行錯誤していたのですがどうしても頭を洗い、体を洗う過程でかなりの時間のロスが発生するのです。

ここまで書いて思いましたけど僕は衛生行為をスピード競技やなんかと勘違いしていたのでしょうか?

それはさておき、食事は詰め込み早食いで何とか解決出来ましたが、お風呂だけはどうにもならない。どうすればいいんだ!そう考えたとき僕に天啓が閃きました。

 

そうだ!体を洗わなければいいんだ!

 

こうして中学生ダンスィの僕の一年間体を洗わない生活が始まったのです。

 

意外と何とかなる

さて、洗体の作業から解放された初日はすがすがしい気分でした。体は洗わないと言っても実際は汗を流すためにシャワーを浴びたり温まるために湯船に浸かってたりはしたのですが、通常30~50分の入浴時間が10分に減る劇的な削減結果が得られたのです!!!!

僕は歓喜しました!あれだけ悩みの種だった入浴時間がここまで短縮できるなんて僕は天才と言っても過言ではありません!

こうして空いた時間はすべてゲームか読書の時間に費やして消化効率が大幅に上がりました。

入浴時に体を洗わないだけで、きちんと温まるまで湯船に浸かっていたので翌日に体がだるいとか疲れが取れないとかそういう悪影響は皆無でした。

と言うわけで最初の数か月は日常生活は何ら問題なく過ごしていたのですが異変は夏場に差し掛かるくらいに起こったのです。

 

頭がかゆい

その状態で数か月がたち夏場に差し掛かると、蒸し暑さが原因なのか、はたまた頭に毛じらみでもついたのか?時たま耐え難い頭のかゆみに翻弄される日が増えてきました。かゆいので頭をかく、かくと頭皮が荒れさらにかゆくなる。この悪循環で一日中頭をバリバリかいていました。しかも髪の毛はべったりとした髪質になりました。

聡明な読者の皆様ならすでにお察しの事だろうと思いますが、この痒さやべったりとした髪質の原因は

 

僕が頭を洗ってないからです!

 

僕はこの時本気で、「毛じらみでも付いたんと違うか?フケも出るし」と思っていましたが、断じてフケ症でも毛じらみがついたわけでもなく、

僕が!頭を!洗って!いないからです!

今あの時の僕をぶん殴ってやりたい衝動に駆られました。なんで僕がこんなあほみたいな記事を書かなくてはいけないんだ!中学生の僕があほだからか!そうか!納得!

 

汗が出にくくなる

そんああほな僕ですが、中学生と言えば体育で強制的にいろいろ運動をさせられるやつがあります。

そんなことをしていると当たり前ですが汗が出ます。でも僕の場合はあんまり汗をかきませんでした。いや、どちらかと言うと汗が出るタイミングが少し遅いのです。

玉のような汗とか言う表現がありますが、どちらかと言うとジトーとした感じで汗が出ます。しかも、汗がなかなか乾かないのです。

どう考えてもアカが溜まってるからとしか言い様がありませんが、汗を保湿してヌルヌルと乾かない環境は最悪の一言です。

気分が悪いとかそういう問題じゃなくただ単に不快としか言いようがありません。

 

と言うかそこまで思うなら今すぐ体を洗ってくれ!

中学生の僕!

 

人の目が気になる

そうして汗や頭の不快感を自覚した僕は次第に人の目が気になります。

 

「お風呂に入っているけど

もしかして体臭がすごいのではないか?」

 

何身綺麗にしているけどアピールしてるんだよ、お風呂に入っていても体洗ってない次点で入ってないのと同じだからそのアピールは成り立たないし、そもそも何いきなり人の目気にし始めてるんだよ、まず自分の不快感に注目しようよ。見るべきところ全然違うから!ねえ!

 

そうして、自称天才の僕は周りの人にビクビクしながらこう尋ねるわけです。

 

僕「ねえ、僕って臭う?」

友「いや?」

僕(ホッ)

 

だから!聞くぐらいなら体洗おう?体洗えば臭くないから!ね、まず解決する努力してから聞こうよ!中学生とはいえそこまで育てば人に行っていい言葉悪い言葉の区別つくじゃん?「うん臭いよ」とか言うわけないじゃん!常識的に考えて!

と言うかいやって言われて何安心してるの!?お前体洗ってないのと不快感があるっていう事実は一切変わらないのに人に不快感与えてないからって理由で安心するの?まず自分の事を直そうよ!

 

・・・散々あほなところをお見せしておりますが、誇張一切なく自分と言うのが死ぬほど恥ずかしいです。くっそ。

 

しかし、あほではありますがそれでも自称天才。遅まきながらさすがに人に向かって臭いよなんて言うやつはいないということに気が付きます。そこで僕はこう思いました。

 

僕「だれも本当のことを話してくれない。僕は嫌われてるんじゃなかろうか?」

 

ああああ!思い出すだけであほさ加減に頭を抱えたくなる!違う!違うから!

君が勝手に疑心暗鬼になってるだけでみんないいやつだったじゃないか!

まさしく身から出た錆ってやつだよ!いいかね、君が今すぐ体を洗えば解決する問題だから!体洗おう?ね、だまされたと思って!

 

こうして僕はだんだん自信を無くし、次第に精神的にひきこもるようになりました。
本を読みまくってゲームをしまくって、勉強はしない。社会不適合者の完成です。
完全に自業自得であります。

当時は何も考えませんでしたが、今思うと体洗わないだけでこんなになるなんてすさまじいな。

 

頭は洗う

そんなこんなで、自信を無くした僕はついに頭のかゆさに耐えきれず頭を洗うことにしました。するとどうでしょう!今までのかゆみが嘘のようにひいたではありませんか!

 

僕「頭洗うのってすげえ!これから毎日しよう!」

 

このとき、僕は天才か!と思っていましたが。普通の人は毎日洗うしそれが当たり前なんです。僕だけ勝手にコンクリートジャングルサバイバルみたいな行為をしていて一人で悩んで一人で勝手に解決するという、あほ極まりない図式が完成しました。

 

もうどうにでもなーれ!

 

体を洗ってみる

そして、頭を洗ってしばらくして僕はこう思いました。

 

僕「頭は洗っているし、体も洗ってみてもいいんじゃないか?」

 

この時まで完全に体を洗う行為が頭から抜け落ちていました。と言うか、体を洗うという発想がなかったのです。これを一般的に退化と呼びますが、僕は体を洗ってみるというワクワクドキドキな行為をしてみようと思ったのです。

 

しかし、ここで大問題が発生しました。何を使っていいかわからないのです。

体を洗わないという行為を行い1年ほどたった我が家の浴室には、僕の体を洗う道具が何一つなかったのです。あたりまえと言えば当たり前ですが、僕は想像力をフルに働かせて家族が何で体を洗っているのかを想像しました。そして、浴室にかかっていたぼろっちいタオルと、ちっこい石鹸で体を洗っているとあたりをつけた僕はタオルで石鹸を泡立てながら、浴室で勝手に震撼していました。

 

僕「すげえ!体の洗い方わかんねえ!すげえ!」

 

そう、長期間体を洗ってないと人は自分の体の洗い方を忘れるのです。

ここからの数分間は僕の人生の中で1,2を争うほどクリエイティブな時間でした。

タオルをどう使えばいいか試行錯誤しどうすれば背中が洗えるのか?足の指はどうやって洗うのかなどなど。もうね、訳が分からな過ぎて正直今の今でもこの洗い方で合ってるのか皆目見当が付きません。

そうして洗い終えて最初に思ったのが、「やべえ体洗うの気持ちいいていうか肌つっ張るんだけど!これから毎日洗おう!」のあたり一周周ってきた感があります。

 

おわりに

さて、いかがでしたでしょうか?

恥のストックはまだまだあります。中学生時代一年間傘ささなかった話とか、お酒作ろうとした話とかワンクリック詐欺に引っかかりかけた話とかその辺いっぱいあります。

また書こうと思いますが、これ精神的ダメージすごすぎるでしょ・・・

でも書いててわくわくしたのでOK?それじゃまた。